まるてんぼう「創作デニム 倉敷展」
2023. 3.3 fri〜5 sun 11:00〜17:00

日本唯一のオートクチュールデニム創作作家『まるてんぼう』さんは、カジュアルな印象のデニム生地に刺繍を施し、金のハトメや色とりどりの石を付けたり、色の違うデニムの端切れ、ピカピカのラメ、パッチワーク、刺子等で飾り“気品ある雰囲気”を持たせることをテーマに、斬新なデザイン、丁寧な作りでジャケット、バッグ、ストール等を作り続けておられます。

2010年に初めてお会いした時、古祖父谷（こそぶや） 今吉（本名は内野 隆夫、古祖父谷は信州の自宅付近の古い呼び名）さんは、「三男四女の子供達には、小学生の時から針と糸を、中学生でミシンを使わせ、中学卒業後は独学で技術、デザイン等を習得させ、全工程を一人でこなせるようになると、各自にブランド名を付け自覚を持たせ、“主張できる作品と人生”を作り上げて欲しい、と期待を込め、『デニム一家』を目指して精進している」と云われたのには、びっくりしてしまいました。

今回は、その時中学生だったハジメ君（ブランド名 一印（はじめじるし））が立派に成長され、Art Space はしまやで四回目の企画をたててくださいました。どうぞ皆さま、世界に一つしかないステキな作品に出会いにお出かけくださいませ。

尚、この展示会は、倉敷で2月25日（土）〜3月12日（日）に行われている「倉敷雛めぐり」開催期間中に行います。（はしまやは2月28日、3月7日定休日）

はしまや店先には明治後期の『源氏枠雛』（『源氏物語絵巻』に描かれているように、中の様子を見えやすくするための御殿の屋根を取り除いた様式）を展示しておりますので、あわせてお楽しみくださいませ。

Art Space はしまや
楠戸　恵子